コラム(WEB制作のポイント)
オウンドメディア 2017年9月16日
表現力を高める言葉えらび、4つのコツ
4.改行・行間のちからを利用する
単調に見える長い文章も、あえて改行したり行間をあけたり、文字の大きさを変えることで変化をつけられる。
特に、内容の調子が変わる部分、会話、ポリシー、重要なポイント、プロフィール紹介などは、独立させて見せることで、読みやすく伝わりやすくなる。
よく考えられた文章を見てみると、そんな小さな工夫がなされていることが多い。伝えたいことを書くだけでなく、あくまでも読んでくれる人への配慮を忘れないことが文章上達への近道だと思う。
まとめ1:一晩寝かせて、もう一度読んでみる。頭に入るかどうかチェックしよう
ざっと書き終わった段階で、すぐに提出するのではなく、あえて一晩寝かせてみよう。翌朝、フレッシュな頭で、ひとりの読者の気分で読んでみる。
- ちゃんと伝えたい内容が頭に入るか?
- 文章の流れに違和感がないか?
- 鼻につく表現はないか?
- 筆者の意見に共感できるか?
そういった観点で見直してみることをお薦めする。書くということは骨の折れる作業だが、「書けない、できれば書きたくない」人が多い現代だからこそ、表現力や言葉を操る力を身につけると、それはあなたの確かな武器になる。
まとめ2:文章にもリズム感が大切
筆者がコピーライティングの仕事を始めたときに、徹底的に指摘されたのがリズム感だった。人の頭のなかに入りやすくすると同時に、記憶に留めてもらうためには、ある一定のリズムが必要だ。
古くから俳句や和歌、ことわざ、標語にも、一定のリズムがある。長い文章であっても、そのリズムは同様のこと。良い文章には、気軽に読んでも頭のなかに焼き付かせる旋律があるのだ。そんなことを気に掛けながらライティングしてみると、さらに文章の力はついてくるはずだ。
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