コラム(コーポレートサイト)

コーポレートサイト 2017年7月15日

コーポレートサイト「先輩の声」で応募を増やす3施策

コーポレートサイト「先輩の声」で応募を増やす3施策

コーポレートサイトの採用情報でキラーコンテンツとなるのが「先輩の声」「先輩インタビュー」だ。就活者は、先輩たちと自分の姿を重ね合わせ、あなたの企業で働く姿をイメージする。このコンテンツがエントリー数を左右すると断言してもいいほど重要なものなのだ。

就活者たちが「入社したい!」と感じてくれる、はつらつとした先輩たちの姿を描くための3つのポイントを洗い出した。ぜひ、次回の採用活動に合せて「先輩の声」コンテンツを見直してほしい。

1.質問票による「先輩の声」は響かない

質問票による「先輩の声」は響かない

採用市場が売り手市場となり、コーポレートサイトは採用活動においてますます重要度を増している。
さらに、求職者は企業の事業内容よりも福利厚生を真っ先にチェックするという時代になってしまった。就活者たちは、自分たちがその企業で楽しく働けるか、居場所があるのか、充実したプライベートを過ごせるのかが最大の関心事なのだ。

とすれば、企業側は社員たちがはつらつと働く姿をアピールすれば、就活者に良い印象を抱いてもらえるかもしれないと考える。しかし現実はどうだ。おざなりの先輩インタビューの多いこと。人事総務から回ってきた質問票に、業務の合間を見て面倒くさそうに書き込む社員。結果回収したアンケートは金太郎飴のようなコンテンツになってしまう。顔写真と部署名を間違えても、誰も気づかない。

そんな価値のないコンテンツを公開している企業に、就活者は「入社したい!」と感じてくれるだろうか。あちこちの企業を落ちて、どこでもいいからと応募してきた就活者と、あなたは面接してはいないだろうか。

1-2.質問(見出し)はそれぞれ異なるものでもいい

質問(見出し)はそれぞれ異なるものでもいい

先輩の声でありがちなのは、どの先輩も同じ質問が並べられていることだ。
「一日のスケジュールを教えてください」といった質問は、それぞれ部署が違うし、担当も異なるので質問に対する回答もそれぞれ違うものになる。

しかし、「部署の雰囲気はどうですか」「なぜこの会社を選んだのですか」などという質問は、ほぼステレオタイプの優等生な回答に落ち着いてしまう。人事部や上司の目があるにも関わらず、「のんびりした雰囲気です」「どうにでもなれと思って受験したのですが、何とか入れたので」などという答えができるはずがない。本来の業務ではないタスクでマイナス評価になりたいなどと誰も思わないからだ。

人事部が期待し、就活者誰もが「ほぉ~」と感じる立派な回答は残してもいいが、「とりあえず」感が匂う回答は割愛した方がいい。

1-3.先輩のキャラクターに重きを置くと会社が見えてくる

先輩のキャラクターに重きを置くと会社が見えてくる

就活者は先輩の声を通して、自分が入社したあと、どのような仕事をするか、どのような精神状態になるのかを感じようとしている。
先輩社員は担当の異なる社員であるはずで、それぞれの個性が生きる部署で働いているはずだ。であれば、先輩のコメントは、そのキャラクターが感じられるものにすべきなのだ。

こうしてしまうと、社員それぞれに異なる視点でコメントがなされ、質問も異なってくるので、統一性がないように感じるかもしれない。しかしもういちど、コンテンツをつくる意味を思い返してみよう。それは、先輩のはつらつとした働きぶりを就活者に伝えるためであったはずだ。それなら、彼らが生き生きしている姿を見せるための手段は個性を表現してあげることが最善策であることが理解できるだろう。

さらに、異なるキャラクターの集まりが会社だ。しかしそこには、ある統一性がある。「社風」だ。
どうあがいても、社風は異なるキャラクターが集まっても、かんたんに変わるものではない。異なるキャラクター、異なるコメントで「先輩の声」が構成されていたとしても、全体を俯瞰すれば、あなたの会社の個性がより強烈に感じられるようになってくる。

2.生き生きとした表情の写真を使う

生き生きとした表情の写真を使う

就活者は、基本的に先輩の声も企業の「作りごと」なのではないかと疑いながらコンテンツをチェックしている。そのような彼らの目に映る先輩の写真が、緊張した証明写真のようなものだったら、どうだろう。瞬間的に「このコメントは、言わされたものではないか?」とさらなる疑念を抱かせてしまうことになる。

せっかく良いコメントがとれたのにも関わらず、写真でミソをつけてしまってはもったいない。

カメラマンに依頼する予算もないのに、どうするんだ?
ビジュアル系の社員ではないのに、見栄えなんてしないだろう。

すぐに「できない理由」を並べるのは、今すぐやめよう。素人にでもいい表情をおさえることができるし、ビジュアル系でなくても、いい表情はしてくれるものだからだ。
必ずできる。筆者は採用コンテンツで多くのビジュアル系ではない社員さんたち(これまでに撮影させてもらった方、失礼!)を撮影しているが、100%その人のいい表情をおさえられていると自負している。

では、素人でも「いい表情を切り取るためのテクニック」をお話していこう。

2-2.先輩たちのいい表情を切り取るコツ

先輩たちのいい表情を切り取るコツ

アングル

どんな角度で、どの程度の見え方で撮影するかだ。
トリミング(写真の切り取り範囲)は、あとで加工ツールを使えばどうにでもなるが、角度や見える範囲はあらかじめ決めておかないと、どうにもならない。

まず、「先輩社員 メッセージ」などと画像検索してみよう。格好いい社員たちの写真が表示されるはずだ。その中から、あなたが気に入った写真をストックしておき、どんな角度で撮ればそうなるのかをシミュレーションしておく。あとは現場で試行錯誤するだけだ。

会話しながら撮影する

次に大切なことは、撮影は先輩社員と話をする人と撮影者の2人セットで臨むこと。1対1だと相手は緊張が解けない。話をする役割の人は、先輩社員と仕事以外の話をしよう。近くにできたイタリアンレストランの話でもいいし、昨日のテレビドラマの話でもいい。必ず仕事以外の雑談に限る。
仕事の話になると、今抱えている案件の心配ごとだったり今月の売り上げが達成するかどうかを考えはじめてしまい、表情が曇ってしまう。

100枚撮ろう

もっとも大切なこと。
1人につき、100枚くらいはシャッターを切ろう。相手もモデルではない。こちらも素人カメラマンなのだから、いい表情をおさえるためには、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」という考え方が必要なのだ。

3.先輩たちが活躍する、現場を伝えよう

先輩たちが活躍する、現場を伝えよう

冒頭でも書いた通り、就活者は「この会社に入ったら、自分はどんな環境でどんな仕事をするのか」を先輩の声を通して見ようとしている。

就活者のニーズに応え、一人でも多くの優秀な人材を採用したいと考えるならば、先輩たちが働く現場に足を運ぶべきだ。そこで彼らが見せる表情をとらえ、働く姿を写真としておさめ、コンテンツに反映させるのだ。
もしその現実の姿を見て、こういう仕事は無理だと考える就活者なら、こちらから願い下げればいい。どうせ入社したところで長く続くはずはないのだから。

むしろ、こういう仕事をしたい、と感じてくれる就活者が現れてくれることを待とうではないか。もしそういった人がいるならば、その人はしっかりした意志を持っているはずだから、あなたにとっても会社にとっても良い出会いになるに違いない。

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執筆:平田 弘幸

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