WEB制作コラム (お役立ち・知識)

スクープ記事獲得のキモは、人心掌握術にあり


スクープ記事獲得のキモは、人心掌握術にあり

新聞、テレビ、雑誌…。マスメディアは日々、独自のニュース、企画記事を目指して蠢(うごめ)いている。そうしたニュースは取りもなおさず、世論を大きく動かすきっかけにもなるからだ。「文春砲」などといわれ、週刊誌報道が、世論に大きな波紋を引き起こすスクープという巨岩を政界に放り込んだのは、良く知られた現象だ。新聞の世界に生きる記者たちも隠蔽・秘密にされているニュースの発掘、報道に努力している。

30年近く事件・事故の修羅場をくぐってきた新聞記者が明かすスクープ報道の舞台裏。そこには、昔も今も変わらぬ人の心をつかむためのテクニック、人心掌握術があった。

天国と地獄のスクープ合戦

天国と地獄のスクープ合戦

新聞記者になった以上、一番欲しいものはスクープ。影響の大きい事象をより多くの読者に知らせる、という報道機関本来の役目の神髄ともいえるニュースである。朝・夕刊締め切り時間のある新聞では、他社に独自ニュースを掲載されると、次の締め切り時間に間に合う新聞発刊まで忸怩(じくじ)たる思いを胸に「抜かれた」ニュースの確認作業に追われることになる。しかし、運悪く「抜かれた」のが休み前、とくに正月やお盆休みなどに当たると、取材相手はなかなか捕まらず泣く思いで裏取りと言われる確認作業に走り回る羽目になる。

ネット拡散で日々の出来事が24時間“垂れ流される”現代においても政治、経済、事件など、あらゆる現場で活躍する第一線の記者は、独自ニュースの発掘にしのぎを削っている。

信頼を得ると仲間意識も芽生える

信頼を得ると仲間意識も芽生える

いわゆる「特ダネ」といわれるスクープは、どのようにして発掘されているのか。その取材方法は人によって千差万別であるが、基本はニュースを提供してくれる対象を獲得することに尽きる。協力者との信頼関係をどう構築するかが大切になってくる。

公権といわれる国家権力など「公」の不正や秘密を暴くには、国家公務員法違反などという大きな壁が立ちはだかり尚更難しい。それを打破するのが人心掌握術である。相手の気持ちを推し測り、互いを尊重する関係を構築する。ぶれない報道目的を持って誠実に相手と対峙する。隠されている事実を少しでも早く、多くの人に届ける。同じ目的意識を共有することで仲間意識が生まれる。

昨今、話題の加計学園問題でも、官庁から流出したメモ書きの文書が発端だった。官庁のしかるべき立場の役人が何らかの意図を持って外部に持ち出し、報道機関に提供したとされる。

スクープ獲得には、我慢が必要

スクープ獲得には、我慢が必要

良好な信頼関係構築には、通常多くの時間が必要になる。とくに、新聞記者は同じ持ち場を長くは担当しないケースが多い。短期間のうちに取材相手の懐に飛び込むことが求められる。少なくなかった事件現場での経験では、複数の事件担当者宅の家庭訪問に明け暮れた記憶がある。いわゆる「夜打ち、朝駆け」である。夜、相手が帰宅する深夜まで自宅付近で待機する。朝は相手が出社する早朝に自宅付近を訪れ、家から出てくるのを待つ。その繰り返しである。

暑い日も、凍てつく冬も同じ作業が繰り返される。相性もあるが、ひたすら誠意を示すことで、こちらの気持ちが相手に通じる日が来る。疲れて帰宅し、充分な休息もなしで出社する相手も、かたくなな心を徐々にほぐし、犯人逮捕・事件解決という究極の目的達成への共通の意識が生まれてくるのである。

きっかけを見逃すな

きっかけを見逃すな

警察庁指定事件という大きな事件があった。昭和50年代の終盤の発生で、既に時効になった事件だ。自身の人心掌握術が大きく花開いたのは、この事件がきっかけといえる。事件発生直後から御多分に漏れず事件担当者宅に日参する毎日が続いた。大きな事件だけに捜査機関のガードは固く、訪問しても新しい事実どころか挨拶すらしてもらえない。そんなある日、捜査機関施設のトイレでその相手と偶然、隣り合った。いわゆる「連れ何とか」というケース。初めて軽い会釈に応えてくれた。

その夜、その担当者宅を訪れると、事件については口をつぐんだままだったが、初めて立ち話に応じてもらえた。その日をきっかけに相手方の口数が増えた。数か月後には自宅に上げてもらえるほど親しくなった。互に事件の見立てを話し合ったこともある。心を開いてくれた理由は聞かなかったし、聞けなかった。相手も言わなかった。ただ、たまに相手方の奥さんが同席して世間話をすることがあった。もしかすると、夫婦そろって自分の夜討ち朝駆けを気遣ってくれたのかもしれない。その相手方との付き合いは今も続いている。

人生に活かせる人心掌握術

人生に活かせる人心掌握術

スクープと言えば1970年代、沖縄返還協定をめぐる一級の特ダネがある。このケースでは記者が外務省の高官秘書と情を通じてスクープを獲得したとされている。協定の背後に密約があったとされ、それを暴くための意識共有だったのかもしれないが、この取材方法が良かったのかは疑問だ。いかに人心掌握とはいえ、問題が発覚した後、取材協力者が明らかになるなどの迷惑を及ぼすのでは何をかいわんやである。スクープを得るため手段を選ばないというのは悪い選択だろう。

人心掌握術とは、あくまでも自身が誠心誠意、熱意溢れる行動力を相手に示し、心を惹きつけること。この術はビジネスのあらゆる場面でも活用できるほか、子育てにも通じるとされる。子は親の背中を見て育つ。改めて親が言わなくても、行動することで子供が学ぶ。誠実に毎日の生活を送らなくてはならない。

人心をつかむためのポイント

  • 相手の立場を考慮する
  • 相手を許す気持ちを忘れない
  • 積極的に褒める
  • 自分の意見を押しつけない
  • 趣味など共通の好みを探す
  • 相手の親しい知人、友人を把握する
  • 季節の贈り物などちょっとした気遣いを心掛ける

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